TV(テレビ)チューナーカードについて

TV(テレビ)チューナーカードとは

TV(テレビ)チューナーカードとはパソコンでテレビを見る時に必要な拡張カードのことで、このカードを増設することによりパソコンでテレビの視聴や録画等ができるようになります。

TV(テレビ)チューナーカードの増設のメニュー

(1)TVチューナーカードについて

(2)TVチューナーカードの取り付け

(3)TVチューナーカードの配線

(4)リモコンの接続の方法

TV(テレビ)チューナーカード増設のメリット

TV(テレビ)チューナーカードの増設のメリットといえばやはりパソコンでテレビが見れる、録画ができることです。部屋にパソコンやテレビなどいろいろな物を置くときに、パソコンでテレビが見れると別にテレビを配置する必要がなくなり、部屋を広く使うことができます。また、DVDレコーダーのなどの内蔵ハードディスクはいっぱいになったらそれ以上使うことができませんが、パソコンの場合は内蔵ハードディスクがいっぱいになっても、外付けハードディスクなどを使用すれば簡単に録画用のスペースを確保できるなどのメリットもあります。その他にも、インターネットをしながらテレビを見るなんて優雅な使い方もできます。

TV(テレビ)チューナーカード増設前の注意

TV(テレビ)チューナーカードを増設するときには、増設スペースや、購入するカードの種類等をあらかじめ確認しておきましょう。まずは、PCIスロットやPCI Express x1等のスロットが空いているかを確認します。もし、それらのスロットに空きがあれば増設することができます。また、内臓カードにこだわる必要はなく、USB2.0ポートが空いていれば外付けのTV(テレビ)チューナーを増設することもできます。

地上デジタル放送対応チューナー購入時の注意

地上デジタル放送対応チューナーを購入する場合は、自分の使用しているディスプレイがHDCPに対応しているか、グラフィックカードがHDCP・COPPに対応しているかを確認する必要があります。また、視聴するためにはパソコンに高い性能が求められます。しかし、最近では画質を落とすことにより低スペックのパソコンでも動作するTV(テレビ)チューナーも販売されてきています。

TV録画について

TV録画をする前に、エンコードの種類や動画ファイルの形式等を知っておくと便利です。まずエンコードの種類ですが、大きく2つに分けられます。ハードウェアエンコードとソフトウェアエンコードです。ハードウェアエンコードはエンコード処理をTV(テレビ)チューナーカードが行うため、CPUに負担がかかりません。これにどんなメリットがあるかと言うと、ソフトの起動やチャンネルの切り替えの早さ、同時に他の作業ができる、録画時にコマ落ちしにくいなどが上げられます。そのため、予算に余裕のある場合は、ハードウェアエンコードに対応したTVチューナーカードを購入することをお勧めします。(ただし、今販売されているカードはほとんどがハードウェアエンコード対応のようです。)動画のファイル形式には、代表的なものにMPEG2やDivX(MPEG4に含まれる)等があります。MPEG2で動画を保存する場合は、画質が良いなどのメリットがありますが、ファイルのサイズが大きくなってしまうというデメリットがあります。DivXなどのファイル形式は、ファイルサイズがかなり小さくなるというメリットがあり、画質はMPEG2よりは落ちますが、ある程度の高画質で保存できるのが特徴です。

地デジ

2011年7月に地上アナログ放送が終了するため、それ以降は、アナログチューナーのTV(テレビ)チューナーカードは使用できなくなります。そのため、これから購入を検討する方は、地上デジタル放送対応のTV(テレビ)チューナーカードを買うほうが無難です。

ダブルチューナー

TV(テレビ)チューナーカードの中には、ダブルチューナー対応の物があります。ダブルチューナーにどんなメリットがあるかというと、1つしかチューナーを搭載していない物は、テレビ番組を録画時に、他のチャンネルを視聴することができません。ダブルチューナーを搭載していれば、1つ目のチューナーで録画している時に、2つ目のチューナーで他の番組を視聴できるなどのメリットがあります。

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