RAID(レイド)について

RAID(レイド)とは

RAID(レイド)とは、複数のハードディスクを1台のハードディスクのように使用する技術のことです。RAID(レイド)を使用することにより、速度や信頼性などを向上させることができます。

RAID構築のメニュー

①RAID(レイド)について

ハードディスクの取り付け

ケーブルの接続

BIOSの設定

RAID(レイド)の構築

Windowsのインストール

RAIDのメリット・デメリット

代表的なRAIDの構築の方法にストライピングやミラーリングなどがあります。まず、ストライピングですが、ストライピングは2つのハードディスクにデータを分けて保存していきます。そのため、データを読み込みに行くときも、1つのハードディスクに保存したときよりも短時間でファイルが読み込めるため、高速にハードディスクにアクセスできるメリットがあります。ハードディスクの容量も2つのハードディスクをプラスした分だけ使用できます。ミラーリングは、2つのハードディスクに同じデータを保存します。そのため、ハードディスクの容量は1台分しか使用できませんが、もし片方のハードディスクが物理的に壊れてしまった場合でも、壊れてないほうのハードディスクからデータを復旧することができるメリットがあります。ただし、ソフトウェアの不具合などからOSが起動しないなど、ソフトウェアに問題があって、データなどが消えてしまったときなどはデータを復旧することはできません。

RAID構築前の注意

RAIDを構築する際に必要な物は、まずRAIDに対応したマザーボードか、RAIDの拡張カードなどが必要です。そして、同じ型のハードディスクを2台用意する必要があります。まったく同じ型でなければならないというわけではありません。容量違いのハードディスクでもRAIDは可能です。しかし、同じ型を使うほうが無難かもしれません。あとは、パソコンにハードディスクを取り付けBIOSなどの設定を行っていくのですが、OSのインストールの途中でRAIDドライバが入ったフロッピーディスクが必要な場合がありますので、必要な場合はあらかじめ用意しておく必要があります。

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